農のある人生　ベランダ農園から定年帰農まで (中公新書) [Kindle]

著者 : 瀧井宏臣

• 中央公論新社 (2007年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[yasu2keiさんの感想 · 2023年11月22日]

農家でない人がどのような形で農業に携われるか、実際に行われている事例をもとに紹介している本。

絶対数はそれほど多くはないのかもしれないが、サラリーマンをやりながら週末農業をやる、定年後に農業をやる、といったことをしている人が本当にいて、この本に紹介されているように事例としてあるのだなと素直に驚いた。お金儲けを第一にする例はほぼなく、土に触れるため、子供の教育のため、生きがいのため、など農業を通して人生を充実させようという事例が多かった印象。

著者プロフィール

瀧井宏臣
たきいひろおみ
記録作家。１９５８年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
著書に『ダントツ技術』（祥伝社）など。児童向けには、『東京スカイツリーの秘密』『おどろきの東京縄文人』（ともに講談社）などの著書がある。『東京スカイツリーの秘密』は、２０１５年度より小学校５年生国語の教科書（学校図書）に紹介されている。

「2015年 『東京大空襲を忘れない』 で使われていた紹介文から引用しています。」