どう生きるか つらかったときの話をしよう 自分らしく生きていくために必要な22のこと [Kindle]

著者 :
  • アスコム
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感想・レビュー・書評

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  • 他人の評価軸ではなく、自分の中のやりたいことを軸に生きること。やりたいことを見つけるには自分のこれまでを振り返って自分の棚卸しをすること。
    人生をどうよく生きればよいのかについて、元宇宙飛行士の野口総一さんからの応援メッセージが詰まったような本。

  • まず、宇宙飛行士になれるようなスーパーエリートでも中年の危機的な状況に陥ってしまうことに驚いた。こんな凄い人でも精神的に落ち込んでしまうのだから、自分のような凡人は言うまでもなく。。

    本にある通り、自分のやりたいこと、自分がどうありたいのかを探究し、それに向かって進んでいくべきなのだと思う。この自分の本質を見極めるのがなかなか難しく、、いつも自分が何を望んでいるのか分からなくなってしまう。でも、いずれはそれを見つけないと、人生が厳しくなってしまうのだろう。

  • ありきたりの感想になってしまうけれど、「あの」野口聡一さんでもこういう状態に陥るんだなぁと。

    内容は、野口さんが3回目の宇宙飛行を終えてから鬱になってしまったお話と、その頃の自己分析をしつつ、自身の体験と出した答えを基に、誰でも陥る可能性があるんだよという警鐘とそうならないための予防と乗り越え方について書かれている。

    世の中に特別なスーパーマンなんていない、みんな同じ人間なんだなと思えた。
    全体的に読み易く分かり易く書かれており、そのおかげで個人的には恐怖への乗り越え方がすとんときて良かった。

    正直、この手の本や、心理学本、脳科学関連本、クリエイティブメンタル的な本などなど、業界的なジャンルは違えど内容自体はどれも同じことが書かれているので目新しさはないように感じた。

    ただ、元宇宙飛行士の野口聡一さんだって、他の人、強いて言えば自分と同じようなことで悩んでた時期があったんだというのは励ましになると思うし、野口さんの警鐘は彼の年代だからこそ説得力があり、特に40~50代で組織に属する方たちは一読した方がいいかもしれない。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県横浜市生まれ。1991年、東京大学大学院修士課程修了。1991年石川島播磨重工業(株)に入社。航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当。1996年5月にNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA入社。同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加した。1998年4月、NASAよりミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定された。同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加した。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事した。2001年4月、ISS組み立てミッションであるスペースシャトル(STS‐114)の搭乗員に任命される。野口宇宙飛行士ら7名を乗せたディスカバリー号は2005年7月26日打ち上げ、8月9日帰還。

「2006年 『スィート・スィート・ホーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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