THE POWER OF REGRET 振り返るからこそ、前に進める [Kindle]

  • かんき出版
3.33
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 59
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (314ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • んーまぁ面白かった。最後の3つのセルフ〇〇が使えそう。

  • やらない後悔より、やる後悔の方がいい。
    これを科学的に示してくれている本書。

    後悔や悩みを書く
    具体的に
    逆にポジティブなことを書くのはNG!

    優しく
    後悔をするときに、自己否定を強くしてしまうのはNG!
    自分に優しくしよう。
    その失敗をしている人は、この世界に大勢いる。
    自分だけではない。こう考えよう。

    友人に語るように
    自分事であるとパニックになり、考えがまとまらない。しかし他人事だと「あーすればいーのに」とエラソーな口を聞ける。

  • 後悔はしないと決めている人は意外と多く、私自身も反省はするが後悔はしない人生をモットーにいままで生きてきた。

    しかし本書では、人は正しく後悔することで、その後の行動変容が起こり、結果的にその後のパフォーマンスが向上するということが書かれていた。つまり後悔は正しくするべきであるということ。これは目からウロコであった。

    人間の主な後悔は以下の4つ
    1. 基盤に関する後悔 (教育やお金)
    2. 勇気に関する後悔 (行動しなかった)
    3. 道徳に関する後悔 (道徳的でない行動)
    4. つながりに関する後悔(友人や夫婦関係)

    特に、やった後悔よりもやらなかった後悔があとを引く傾向にある。

    また、後悔に対処する方法は以下の3つ
    1. セルフ・ディスクロージャー (言葉にして他人に話す)
    2. セルフ・コンパッション (他人に対する気持ちで自分の後悔を慰める)
    3. セルフ・ディスタンシング (物理的・心理的に後悔から距離を置く/自分を彼などと表現する)

    やってしまった後悔がある場合は、
    - 行動を取り消す(謝罪など)
    - せめてもの幸い思考 (とはいえ、〇〇は得られた)

    最後に、未来に後悔するであろう、という予測は非常に有効。
    cf. ダイナマイトを発明したノーベルは、自分の死亡記事が誤って出た際、その報道のされ方にショックを受け、ノーベル賞を創設するに至った。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

Daniel H. Pink
1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業後、イェール大学ロースクールで法学博士号取得。米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務める。フリーエージェント宣言後、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿。著書に、『ハイ・コンセプト』(三笠書房)、『モチベーション3.0』『人を動かす、新たな3原則』(ともに講談社)など。

「2018年 『When 完璧なタイミングを科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ダニエル・ピンクの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×