ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV) [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • かなり前に読み終わって、高校生の友人に勧めたので貸したまんまで読み終わり登録を忘れていました。
    読んでくれたかなー。
    間違えました。こっちは文庫本の方かな。
    単行本の時感想を書いていました。

  • 初めてオーディブルを使って本を読む(聴いたわけだがあえて“読む”とする)。

    最初に言っておくと、この小説は決して私の好みの内容ではない。3分の2は辛い。
    でも最後まで読んだ時、「読んで良かった」と思った。
    ノースカロライナの湿地や海辺の美しさ、動物達の描写の細かさ、その場の匂いや風までも感じる表現力。本当に素晴らしかった。
    ミステリー要素も含んでいるが、少女の成長物語•••いや、成長というか•••んー、難しい。
    あまり内容には触れない方がいいかw

    とにかく、好みではないけれど、やっぱり大ベストセラーになっただけあって、この本はすごかったと言いたいw(Aud)

  • 翻訳本はちょっと苦手なのだが、これはスラスラ読めた。ネグレクトを受けいて、それでも母の帰りを待つ主人公には本当に読んでいて辛い。それでも少しずつ光が見えてきて、少女の強さや逞しさ賢さに感動した。

  • オーディブルで読破。
    湿地の描写、生き物の様子がとても繊細に描かれていて素敵だった。裁判シーンはハラハラした。ラストは賛否両論な気がする。

  • 豊かな自然描写、1人の女性の生きる姿とひたひたと迫ってくる真実。読み終えて、なんともいえない気持ちになっています。でも、ただ一つ言えることは素晴らしい作品だということ、そんな素晴らしい作品を読むことができてよかったと心から感謝していることです。

  • 本屋のおすすめに置いてあり、評価が高かったので読んでみたが、個人的な感想としては、なぜ高評価を受けているのか理解できなかった。
    ストーリーとしては貧しい家庭に生まれた少女が成長していくストーリー。前半は翻訳本独特の言い回しがあるが中盤以降は展開が早くなり、飽きずに読めた。
    少女に対する喜怒哀楽の感情は生まれるが、この本から個人的な新しい発見はなかった。

  • スティーブンキングみたいな話

  • 現在と過去が交互に語られ、過去が現在に収束していく語りが絶妙で、生い立ちの不遇から家族や社会にネグレクトされ続けた少女が成長していくさまをハラハラドキドキしながら応援できる感覚は、少女漫画的王道のそれであろう。少年漫画的な感覚でいうと、トリエラがなにごともなく成長していたら、というガンスリのアレであろうか。

    終盤、現在と過去との交錯点間際で発生した出来事には唐突感と微妙さがつきまとい、結末において解かれた謎をもってしても読み手の傾いた首は完全に元に戻らず。あとがきにて訳者はジャンル識別が困難であると本書を評しているが、復讐するは我にありか、いい女には秘密が多いものよ、か。そんな印象が残った。

    「ザリガニが鳴くとな?」
    着手理由はそんなところ。回収はされていると思う。

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