謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 平安時代が前期から後期に至る過程で変質していくことで皮肉にも日本的な文化の成熟を促したものもあるということが興味深い。
    最新の研究成果に基づく平安時代は、何十年も前に小中学校で学んだ平安時代とは異なり、より魅力的であった。

  • 日本経済新聞の書評にひかれて購入しましたが、確かに情報量が多いです。人名が氾濫していて、関係図を掲載してほしいなあ、と思う頃には、冒頭に「天皇の両親、キサキ、子女一覧」があったことも忘れてしまう有様。。。

    奈良時代の実験国家から、荘園制を支配体制に位置付けた平安後期への変遷として動いた平安前期が、いろいろな角度で語られます。

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著者プロフィール

榎村寛之(えむら・ひろゆき)
1959年大阪府生まれ。
関西大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得修了。
博士(文学)。
1997年より三重県立斎宮歴史博物館の建設及び研究・運営に関わる。
著書に『律令天皇制祭祀の研究』『伊勢斎宮と斎王』『伊勢斎宮の歴史と文化』『伊勢斎宮の祭祀と制度』など。

「2020年 『律令天皇制祭祀と古代王権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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