青に、ふれる。 : 7 【電子コミック限定特典付き】 (アクションコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 双葉社
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感想・レビュー・書評

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  • 最終巻ということで、改めて1巻から読み返していたので時間がかかった…w 特に途中、大橋君の未練たらしさや主人公・瑠璃子の母親の「無自覚な毒親」っぷりがなかなかにキツくて気が滅入ったりもしましたが…。
    最終巻は、思いっきり巻いたなぁ!と言った感じでしょうかw 瑠璃子と母親の対峙はまぁ良かった(冷静に考えると子供である瑠璃子の方が冷静に話している印象を受けた)けど、そこを境にほぼ母親は登場しなくなってこのやり取りは何だったの…?という印象を受けなくもないし、大橋君と白河先生のその後にビックリだし(そんなフラグあったか?)、そして瑠璃子が最終的に神田先生と同僚になるってのが…うーん…
    結局のところ、瑠璃子と神田先生は、瑠璃子が母校勤務が決まったタイミングあたりで付き合うことになったっぽいけどその辺も有耶無耶だったし、神田先生の夢もよく分からなかったりと色々消化不良感はあったけど、とりあえず完結してくれて良かったと思いました。

  • 最新刊。
    そして最終刊。
    まあいいんだけどさ・・・
    こうじゃないんだよなあ・・・
    こういう結末じゃないんだよなあ・・・
    まあ悪くはないんだけど。
    ハッピーエンドなんだけど。
    でもちょっと違うんだよなあ。
    僕としては、人として成長したふたりがそれぞれの人生を歩んで、それぞれの理解者を見つけて、それで人間同士として再会してほしかったんだよなあ。
    コレもまあ悪くはないんですけど。
    うさぎドロップよりはマシですけど(笑)
    とはいえ全体通して非常によい作品であった。
    そして白河先生の結末はとてつもなくよかった。

  • 完結。神田と瑠璃子の関係は、在学中は生徒と教師の関係を越えることなく抑制し。それでも両方と対話を重ねて両方ともの背中を押す白河先生がいいなあ、と。受験、卒業、7年後とめまぐるしく時計の針は進み。それでも思いは変わらず、ついに付き合うことに…というところまでが描かれ。それだけの時間をかけても、それだけの時間をかけたからこそ、の両方の思いを抱いた。

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著者プロフィール

69 年1 月16 日生まれ。横浜市出身。A型。ノアルイズ・マーロン・タイツ、BANK とい
うバンドに在籍するミュージシャン。翻訳業もたまにやっています。もっぱら自分が10 代
だった80 年代文化に没頭中。音楽以外に趣味は無し、と今まで言ってきましたが、考え
てみれば、ぬいぐるみとかファンシー雑貨集め、古雑誌など、いろいろ趣味はありました。

「2013年 『ラグジュアリー歌謡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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