友情よここで終われ 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]
- 東京創元社 (2024年2月9日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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2024年の12冊目は、ネレ・ノイハウスの大人気シリーズ、刑事オリヴァー&ピアの「友情よここで終われ」です。前作「母の日に死んだ」は、シリーズ屈指の面白さでしたが、今作は、どうでしょうか?
このシリーズの特徴は、何と言っても本のボリュームと登場人物の多さです。分厚い本に抵抗が無く、登場人物の整理さえ出来れば、オーセンティックな刑事小説を楽しむ事が出来ます。シリーズ物の醍醐味の1つは、レギュラーメンバーの私生活上での変化だと思いますが、今回、オリヴァーの私生活は、大変な事になっています。
今作の読みどころは、何と言っても、ピアの元旦那ヘニングが、作家デビューしている所でしょうか。しかも、このシリーズまんまのタイトルと内容です。非常に茶目っ気も効いていて、面白い趣向です。大作家先生の誕生です。
今作の内容ですが、ヘニング先生の誕生に合わせて、出版関係の内幕が描かれており、事件の真相もそこに有ります。ラストの盛り上がりは、流石です。
☆4.6詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
回収力あるやね
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