細胞―生命と医療の本質を探る― 下 細胞─生命と医療の本質を探る─ [Kindle]
- 早川書房 (2024年1月29日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (337ページ)
感想・レビュー・書評
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当代随一のノンフィクション作家による「がん」「遺伝子」に続く3冊目。期待に違わず、面白かった。細胞そのものと細胞を扱う細胞医療(人工授精もそれに含まれる)の発展が大きな二つのテーマとして語られる所は著者ならでは。クラゲから抽出した蛍光タンパク質、がんの免疫療法、iPS細胞と、日本人のノーベル賞受賞対象の業績も次々と紹介された点も良かった。
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細胞は基本増えていき分化することで寿命が設定されるが、幹細胞は永遠に増えていくもので、がん細胞とは表裏一体の関係である。iPS細胞による治療はがんを招くのに近い行為となってしまう。
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