The Small Rain: A Novel

感想・レビュー・書評

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  kyonteseさんの感想

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  2014年10月1日

  ピアニストを目指す少女Katherineのこども時代から２０歳頃までの成長を描いた物語。
  
  ピアニストの母親は交通事故にあったあと夫と離婚。Katherineは母親と二人で暮らし始めるが、やがて母親は病死。女優のAunt Manyaと再婚した父に引き取られ、その後スイスのプライベートスクールへ。プライベートスクール卒業後はニューヨークへ。
  
  このメインの流れの中で、様々なテーマが綾織りのようにおりまぜられて、紡がれた言葉から音楽が流れてくるような、静かで温かい感動を覚えた。
  
  分かりやすいけれど美しいL'Engleらしい英語。秋の夜長にぴったりの本。

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