1976年京都生まれ。医師。本籍は三条東洞院。ここは日本の漢方の革命児・吉益東洞が開業していた場所にあたる。浅井篤太郎(明治時代に漢方復権のため奔走した医師)と同じ名前だが、両親はこのことを全く知らないという。子どもの頃、人間の模型図の腸のかたちが巨大迷路に似ていることに興味を持ち、解剖図を眺めるのが好きになる。京都大学医学部卒。天理よろづ相談所病院、東京女子医大付属膠原病リウマチ痛風センター、北里大学東洋医学総合研究所を経て、現在JR東京総合病院リウマチ膠原病科(漢方専門外来)で診療をしている。わかりやすい語り口に定評があり、NHKドクターGに出演。西洋医学と漢方の双方を生かす医療をめざしている。
「2013年 『未来の漢方 ユニバースとコスモスの医学』 で使われていた紹介文から引用しています。」