突破論

感想・レビュー・書評

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  keizohさんの感想

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  2012年7月27日

  競泳の日本代表HCで、北島康介選手をはじめ、何名もの日本代表選手を指導するコーチが、その時々に考えたこと、感じた事をまとめた本。
  著者の本はすべて読破しているし、元競泳選手として、一般の人よりも背景が分かっているが、テーパーのかけ方や、ここの練習の意味付け、そして周りのサポート（食事や映像分析など）は、我々の時とは全く違うと言わざるを得ない。
  こんな充実したトレーニングができているので、選手は才能の上に努力をしないと代表にはなれないと思った。ロンドンが非常に楽しみに思えるような本だった。
  
  なお、日経ビジネスアソシエに連載されていた時に読んだ話が中心なのだが、まとめて読むと、その時の気持ちや考えがどう変化したのかが分かっるので、それも面白かった。

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