生きている腸 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 摘出された大腸を「飼育」するという変な話。喜びのあまり相手を絞め殺してしまうというのは如何にも、人間と異質なものとのコミュニケーションの齟齬が現れているといったところ。熊本博士の弱みを握っているっぽかったり、電話交換手とも意味深な関わりが暗示されたりしているが、その辺りは不思議に掘り下げられなかった。

  • タイトルからしてぶっ飛んでいますが、内容もまた……。よくこんな発想が生まれるもんだ。調子こいている主人公がラストで奈落に突き落とされるのが快感。オチもなかなか。

  • “腸”は“はらわた”と読むようです。時代を感じさせる読み方。今、こんな言葉使う人いるかのう。
     主人公のマッドサイエンティスト・吹矢隆二は医学部7年生。
     それなのに風変わりな一軒家を借りて態度もでかいし研究成果もすごい。
     一体どんな人物設定なんでしょう。
     姓も変わっていて“矢吹”ではなく“吹矢”。ご先祖は吹き矢の師匠だったのでしょうか。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170228/p1

  • 設定から何から突っ込んだら負け感がすごい。ジャンルは何になるのだろう。

  • よくわからない勢いとノリがある

  • おもしろ!て思ったけど最後のほうが女としては納得行かない。

  • 短編SF.設定はナンセンスだがおもしろい.

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著者プロフィール

1897-1949。推理小説家。日本SFの草分け。主な作品に、「電気風呂の怪死事件」「深夜の市長」「赤外線男」「蠅男」「十八時の音楽浴」「地球盗難」「火星兵団」など。

「2018年 『海底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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