- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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大半は代助と言う金持ちのボンボンが親の金で気ままに暮らしてる話し。
最後は3年前に親友の平岡に周旋した三千代が好きな事に気づき、三千代本人へ告白し、平岡にも告白。
平岡からは絶交され、三千代は病気になったので、治ったら代助に遣る事になった。
この事が平岡から親に伝わり、絶縁を言い渡されて終わり。 -
「三四郎」の新聞連載にはじまり再び読み続け、ひとまずこの「それから」で漱石文学一休み。森田監督が映像にしたかった理由がわかるくらい私も大人になったんだな。中学生の頃はなんだか内容もよくわからなかった。でもあの頃と同じ感想もある。「三四郎」の中の与次郎が印象に残りまた今回も『こんなヤツいるよな』と周囲の人の顔が浮かんだり、「こころ」の読後は鎌倉の海辺を歩きたくなり、「それから」の赤い風車ぐるぐる‥‥いい大人が遊んでばかりなんて、人間は仕事しなくちゃダメだ。みたいなトコです。
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旧字体で読んでいたので時間がかかってしまった。
両親から結婚を催促されているわけでも、
友人の奥さんに横恋慕をしているわけでもないけれど、
主人公の境遇に酷く肩入れしてしまった。
年齢的なことや結婚出来ていないことや、
彼の今後置かれるであろう境遇等々…。
そのため読んでいるのがちょっとつらかったり。
物語の後、代助と三千代の恋はどうなるのだろう? -
20120323読み終わった