足の裏 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  親の遺産で風呂屋を開業して覗き行為を行う変態心理の持ち主・景岡秀三郎の物語。
     『足の指紋』で人を見分けるという記述が出てきます。確かに手相は人それぞれだから、足の指紋や足相で人を見分けることは可能かもしれません。
     で、「足相」で検索すると、色々なサイトが出てきます。「足相」の研究をされている方がいらっしゃるんですね。
     しかし、下から覗いて足の指紋を見分けるとは、景岡も目がいいんですね。近眼の私なら不可能なことです。
     そして景岡はある犯罪を思いつきますがすぐに欠点を発見して中止します。
     江戸川乱歩なら長編に仕立て上げたかもしれませんが、この辺のあきらめの良さが蘭郁二郎の良さだと思います。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180113/p1

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著者プロフィール

1913年生まれ、1944年没。東京生まれ。探偵小説作家としてデビューし、SFで一躍人気作家に。本作『地底大陸』が代表作。

「2018年 『地底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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