グロリア・スコット号 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • この話は多くあるシャーロック・ホームズの話の中でも重要な作品の一つだ。「グロリアスコット号」は探偵として有名なシャーロック・ホームズがその探偵を職業にすることになったきっかけのはなしだ。
    この話は、難しい言い回しや言葉がでてくることがおおいため一回だけでは理解できにくかった。しかし何回も読むにつれて、理解できるようになり、さらに面白く感じられた。
    まずホームズが探偵並の推理力を初めて披露したのは大学で親友になった人の家へディナーに行ったときのことだ。親友の父親の経歴や経験を彼が今持っているもの、身体の特徴から詳細に当てた。数週間後、シャーロック・ホームズのもとに親友が父親の遺書をもってきた。その遺書には、彼が過去に起こしたこと、彼の名が偽名だったことが書かれていた。彼は、罪人として他の仲間と「グロリアスコット号」に乗っていたが、やがて違うボートに移される。しかし、彼らが違うボートに移った直後、「グロリアスコット号」は爆発したのだ。それがきっかけで彼らは責められることになってしまった。そのため、名前を変え暮らしていた。このことをシャーロック・ホームズは結びつけたのだ。
    現在とはまた違うミステリーであるが、それでも十分に面白い作品だった。

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