〔雨ニモマケズ〕 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 小学校5年の時、毎朝クラスみんなでこの詩を暗誦する習慣があったのを思い出した。面白い先生だった。

  • 読み度に、これより美しい詩は多くあるが、これだけ精神性の高い詩を私は知らないと言っていた哲学者の言葉を思い出す。
    確かにひとつの究極の人間の姿をこれだけ短い詩で完全に表しているんじゃないだろうか。

  • 言ってしまえば酷く『日本人らしい』ということ。耐え忍んで自己犠牲の精神ゆえ欲もなく、優しく凡庸で普通の人。好かれもしない代わりに嫌われもしない、できることならば私もそんな人間になりたい。

  •  大学で宮澤賢治を学んでいた時に、この詩を取り上げられました。その時は教員の話を適当に聞いていましたが、今ではお金を払ってでももう一度しっかりと、話を聞きたいと思いました。分かりやすい内容の詩なんですが、やはり、解説があるとなおわかる話なのかもしれません。
     しかし、大学では仏教(?)のようなものは取り扱っておらず、恐らくは教員の配慮なんだろうなあって思いながら読みました。だいたい何となくは伝わりますが、具体的ではなくあいまいなことでしか分からないのが、ちょっと悔しいですね。

  • はじめて全文読みました。こんなに短いとは思いもよらなかった・・・。
    しかも手帳に書かれていたものなのですね。
    なんとなく、ワースワースの自然主義を思い出しました。たしかにこのような暮らしができればよいのですが、実際にはなかなか。。。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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