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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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オットセイが多く生息する海豹島でのオットセイのような男・狭山と数日の間一緒に暮らす回想話。
オットセイ猟獲事業の主任の地位にいた主人公がオットセイを狩り、毛皮を加工するなどの施設開業のために海豹島に赴く。そこで奇妙な事件が起きていたことを知り、上司に報告するために調査をしなければいけなくなるところから話が進んでいく。その奇妙な事件というのは施設が爆発し、作業員が1人を残して全員焼死してしまうという事件。生き残った作業員・狭山のもとでともに暮らしながら主人公はこの島に残された謎を解明していく。
先を読みたくなるような文章と丁寧な語りで物語が進む。文字数もちょうどいいので時間がある人は是非読んでほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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