雄志さんの感想
2018年4月30日
殺されれば誰でも(とりあえず)美人として扱われるのではという真理に辿りついていながら、最後の展開は笑いを誘うな。しかも、男投げ飛ばしたって噂広がったら、あんたもっと美人から遠ざかりやしないかね。
一九一三(大正二)年、大阪生まれ。小説家。主な作品に小説「夫婦善哉」「世相」「土曜夫人」、評論「可能性の文学」などのほか、『織田作之助全集』がある。一九四七(昭和二二)年没。 「2021年 『王将・坂田三吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」