泡鳴五部作 03 放浪 [青空文庫]

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  • 青空文庫
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  • 自然主義文学の作品というのは、何がテーマ?何が目的で書いているのだろうかと考えてしまう。相手の女性を読者に気の毒がらせるのが目的なのだろうか??
    決して面白いわけではない、むしろ不愉快だけれども。私にとっては問題作なので☆5つつけました。

    作者はある程度文壇に名をはせてから、北海道にカニの缶詰工場を起業するために北海道に赴く。当時の北海道には一攫千金を狙ったこの手の人物とか、それを狙う特殊な仕事の人物がうようよしてて、独特の文化があったようです。その辺の話題は結構面白いのですが。しかし、作者の私生活の面はあまり感心できません。

    のんびりした文体ではあるけれども、当人の心も生活も荒んでいたようで同情の余地はあるけれど。男にとって女とはなんであるか、てなことを考えてもしかたがないですが考えてしまいます。

    子供ができた女性はある程度の年数、子育てにかかりきりになるのがまあ普通と思います。それをあまり所帯染みずに、色気を保ってほしいと思うのであれば、男性の側にもある程度の余裕と言うか甲斐性が必要でしょう。仕込むだけは仕込んでおいて、女性のほうだけに高い要求つきつけられても困ります(苦笑)。こんな男性でも、女と言う生物を信じることもできないのに、女がいないと生きていけない風情なのがお気の毒です。

    2017年10月17日

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    読書メモ※あなたにしか見えていません

    >>「自然主義のドンキホーテ」の楽天的苦悩。ことに男女の会話が珍妙にして痛快。

    なにか特に変わった人物のようですけど。こういうの読まないといけないのかなあと思う。百害あって一利なし。
    読書状況 読み終わった [2017年10月17日]

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