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- ブックライブ ・電子書籍
- / ISBN・EAN: 9784167813017
感想・レビュー・書評
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事前に小耳に挟んでいた情報によればオール讀物推理小説新人賞作とか。
確かに一話目はその様な雰囲気もありましたが、全体的には概ね装丁から受ける印象を損なわない、珈琲屋と主人公のお草さんに纏わる人達との人情物語といった趣でした。
76歳と高齢でありながら若々しい感性と好奇心を持つお草さんは現代社会に在っても堂々とした振る舞いで、年輪を感じさせる余裕でもって若者達をいなしていく姿が見所でしょうか。
短編が故か話を急いでご都合主義的な展開が多い様にも見えなくもないですが、否、これが年の功という奴です。
御見逸れしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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