プラムプディングが慌てている (お菓子探偵12)

  • ヴィレッジブックス (2011年9月20日発売)
3.70
  • (10)
  • (21)
  • (23)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 186
感想 : 30

お菓子探偵シリーズ第12弾。
 クリスマスシーズン。クリスマスツリー用の本物の木を売る臨時のパーク、そこでハンナと歯科医のノーマンは、オーナーの死体を発見。彼には15年前に捨てた妻がいたり、過去に詐欺事件をはたらいた疑いがあった。事件の捜査だけでなく、ノーマン母の万引き疑惑、さらには恋人疑惑も悩ませる。またハンナの母ドロレスは社会人講座で経済学を勉強しているが、ハンナも巻き込む。そうしてクリスマスへと進んでいくのであった。

 今回はミステリー要素20パーセント。だいたい事件が起こったのもだいぶ読み進めてきてからであった。あとはお菓子の新しいレシピ試してみたり、ハンナの末娘がクリスマスショーの準備したり。多分今作品の一番トラブルは飼い猫が何度もクリスマスツリーにアタックする、ということであった。でもいいよ、このシリーズはアメリカのファミリードラマ見ているつもりで読む。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アメリカの作品
感想投稿日 : 2021年1月15日
読了日 : 2021年1月15日
本棚登録日 : 2021年1月15日

みんなの感想をみる

ツイートする