「きみがまた、ぼくを見つけにきてくれるまで、ここで待っているから」
という帯に惹かれて手に取りました。
マリアムとアリに関しては、お嬢様(はねっ返り)と従者(控えめ)っていう王道すぎるくらいの設定効果もあって、ときめくものがあるし、
二人の引き裂かれ方やマリアムが受けた心の傷を思うと彼女を責められないとも思うけど、
それにしてもこれじゃああまりにもエドワードが報われない・・・と思ってしまいました(;m;)
エドワードといいジュリアンといい、イギリス人男性がすごく優しくて、もし映画化されても絶対これはヒュー・グラントではないな、っていうくらい思いやりにあふれた存在として描かれてました。
(ヒュー・グラントは大好きですがw)
サラとサイードがキッチンのペンキ塗りをする場面が好きでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
英文学
- 感想投稿日 : 2010年8月16日
- 読了日 : 2010年8月16日
- 本棚登録日 : 2010年8月7日
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