岩手県に住んでいるので読んでみた。最初はうじうじ悩んでいる感じとか人のせいにしてばかりいる感じにいらいらした。でも、故郷のことを考えたり、ふとした瞬間のぱっと開ける感じが素敵だなあと思うこともあった。作者の人間性と作品は切り離して考えるべきかもと思った。限られた字数にその情景を思い浮かべさせるような言葉を置くことについては、やはり言葉のセンスを感じた。字余りがこんなにも美しく、ぴたっとしたものになるとはいままで思わなかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月24日
- 読了日 : 2019年1月24日
- 本棚登録日 : 2019年1月24日
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