新釈古事記 (ちくま文庫 い 24-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (1991年8月1日発売)
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本棚登録 : 112
感想 : 9
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編纂1300年ということでブームに乗ってみた。最初は、というか上巻はとても面白い。神たちが何をしてもそこから神やら国やらが生まれるし、神が死んでもそこからまた神が生まれる。(ニーチェはいまおいておこう)
ダースベイダーっぽく、母親を求めてダークサイドにおちるスサノオの話とか、日本各地の地名の由来とか、有名なヤマトタケルの死ぬときの歌と、脚が三重の曲がり餅みたいになっちゃった!っていうので地名が三重になったとか。
中巻からは神が下界におりたって「天皇」のはなしになってしまって退屈。
国内旅行する人なら読んどくと言い伝えとかわかって面白くなるかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年8月5日
読了日 : 2012年8月5日
本棚登録日 : 2012年8月5日

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