「三島が試みたのは、一つの文化共同体の、創造的な「文化意志」である。そこに日本人の民族の核心を見ようとする」
そもそも、民族とは。日本人の「文化意志」は存在するのか。
観念や認識は常に行動の前では脆いものである。
三島は肉体と行動によって、つまりその結節点である死によって、観念の脆さを乗り越えようとしたのであろう。
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- 感想投稿日 : 2022年10月25日
- 読了日 : 2022年10月25日
- 本棚登録日 : 2022年10月25日
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