物書き・伊坂幸太郎と歌うたい・斉藤和義の対談集。肩肘張らない二人の会話が読み手にも伝わってきてリラックス。それぞれのユーモアが読んでいて楽しかったです。巻末の100問アンケートは二人の人柄があらわれていて面白い。タイプは違うけど好きな物やどこかが繋がっている二人。二人をつなぐ始まりは伊坂さんが小説に専念するきっかけになった曲「幸福な食卓 退屈な夕食」(映画ゴールデンスランバーのエンディング)。斉藤和義さんの曲というとタイアップの有名な曲しか知らなかったので、伊坂さんのおかげで色々かっこいい曲があると知ることが出来ました。二人でお互いに作ったという小説「アイネクライネ」とシングル「ベリーベリーストロング」も興味深いなぁ。才能のある二人だけれど、それぞれに今の自分の中で、無理せず自然に頑張っていることに好感を持ちました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年2月8日
- 読了日 : 2013年2月8日
- 本棚登録日 : 2013年1月31日
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