14歳のアウシュヴィッツ ─ 収容所を生き延びた少女の手記

  • 白水社 (2011年10月8日発売)
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感想 : 11
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これ本当にナチスの強制収容所に入れられたユダヤ人が書いたの?ってぐらい怒りに満ち溢れている。今まで読んできたユダヤ人が強制収容所での生活を綴った作品とはだいぶ毛色が違う。ブラックユーモアなのかなんなのか私には分からなかったし読みづらかったけど、自分たちユダヤ人を『もしかすると私たちは新しい種族では?それもドイツ人にか発見できない種族。人間とモノの間のなにか』と書いてるところが刺さる。14歳の少女にここまで思わせるもの、それがホロコーストか、と恐ろしくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年1月7日
読了日 : 2023年1月7日
本棚登録日 : 2023年1月7日

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