たまには、時事ネタ

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年1月6日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 22
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斎藤さんの本は、定期的に読みたい。ほどよい毒が快感なのだ。で、今回は「時事ネタ」。いや〜あまりに痛快すぎて、一気読みしちまいました。小泉政権、北朝鮮、靖国、皇室…いまいち詳しくわかっていなかったニュースの裏側をわかりやすく解説してくれるので、今更ながら自分の無知っぷりに愕然とした。
読み終えた感想…「一体日本はどこへ向かうんだろう?」
2006年12月までのニュースが収録されているが、その後もいろっいろあったわけで…その「いろっいろ」、そして今進行中の「いろっいろ」、斎藤さんはどう斬ってくれるかすごく知りたい!!まだ婦人公論で連載続いてるのかな、だったらそっちもチェックせねば!!
それにしても、彼女の著書を読むたび思うけど、わかりやすく説明するための「たとえ」がすんごく巧いんである!PSE法を説明するために、一字違いのBSEに置き換えてみたり。そうくるか!でもその置き換えが実に見事!座布団何枚でも出しますよ(笑)
こんな感じで皮肉って語ってくれるから、つい笑っちゃったりするんだよね。いやいや、あっぱれです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サブカル・エッセイ
感想投稿日 : 2008年2月10日
読了日 : 2008年2月10日
本棚登録日 : 2008年2月10日

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