光待つ場所へ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2013年9月13日発売)
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感想 : 341
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『辻村深月すごろく』通りに来ないと、これはなかなか…

『冷たい光の通学路』小学校教師として、再出発した榊が…
子供たちと雪合戦をする榊の新聞記事を見たのは…
彼女はどうしたのか⁇と思っていたが。
よかった、小学校の教師をしてたんだ、サトちゃん。

『しあわせのこみち』 T大生になった清水さん。『普通』になれない清水さん。
勉強、絵画、で、圧倒してきた清水さん。
そんな清水さんが圧倒され、初めての敗北感を味わう。
それが…へと。
T大生となった鷹野も登場。
深月も間接的に登場。

『アスファルト』 昭彦がベルリンへ。彼女と訪れるはずだったのに…
やっぱり深月と鷹野も登場。
昭彦がいうように、ふたりはずっと一緒にいるんだろう。
結婚もするし…

『チハラトーコの物語』 チハラトーコ⁇
どこにでてた⁇
赤羽環の登場で、謎が…
加々美梨里杏だったのか…

『樹氷の街』天木、秀人、椿ちゃんに、松永、芦沢理帆子、多恵さんが。

登場人物のその後がわかるのはいいなぁ。
なんかうれしくなる、なんだろう、親心だろうか?

ほんとに『すごろく』通りに読んでないと、面白さが半減。

『スロウハイツの神様』『凍りのクジラ』『ぼくのメジャースプーン』『名前探しの放課後』『冷たい校舎の時は止まる』は読んどかないと。

チハラトーコのスロウハイツ時代が気になるので、『スロウハイツの神様』、もう一度読もうかと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月19日
読了日 : 2023年8月18日
本棚登録日 : 2023年8月18日

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