行動心理捜査官・楯岡絵麻 vs ミステリー作家・佐藤青南 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2021年5月11日発売)
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感想 : 41件
今回は相手が作者名の男、そして最強の敵である。楯岡絵麻は勝てるのか?
心理学的な要素が今回も散りばめられている。
面白い表現があり、エコーチェンジバー現象についてだ。これは、ブラック企業によく見られる。業績を上げないものは冷遇し育成もせず残ったものだけ淘汰する。収益だけを追求する企業に未来は無い。
信仰宗教的な組織と教祖、その犯罪は巧妙かつ大胆であり、楯岡絵麻をはじめ筒井たちが奮闘するのは読み応えがある。このシリーズで最も煮え切らなさを感じた。
そして最後に広瀬真沙代に声をかけたのは誰だ。佐藤青南に次ぐ神とは誰の事だろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
佐藤青南
- 感想投稿日 : 2024年4月16日
- 読了日 : 2024年4月16日
- 本棚登録日 : 2024年4月8日
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