生命の内と外 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社 (2017年1月27日発売)
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本棚登録 : 94
感想 : 8
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体の中に収まっている胃や腸の内腔が体の外であるのと同じように、細胞内にある小胞体内腔がまた細胞の外部と同じだということににまず興味を惹かれます。褐色脂肪細胞は脂肪細胞と名前はついているが実は筋肉と兄弟であるとか、細胞の中では活発なものでは1秒間に数万個のタンパク質をが合成されているとか、1日に作り出されるATPの量はほぼ体重分60kgの人なら60kg だとか、読み進めると驚きの連続の面白い本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月7日
読了日 : 2021年11月6日
本棚登録日 : 2021年11月6日

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