エロティック・キャピタル すべてが手に入る自分磨き

  • 共同通信社 (2012年3月3日発売)
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本棚登録 : 196
感想 : 16
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本書の中で、「エロティック・キャピタルとは、美しさ、セックスアピール、快活さ、着こなしのセンス、人を引きつける魅力、社交スキル、性的能力などが組み合わさった、外見の魅力と対人的な魅力を総合したもの」と定義づけられている。

それが、どんな人について、どれくらい優位に働いているか、どんな場で、それはなぜ、といった事柄が社会学的にきっちりと証明されています。
きちんとしたデータと考察にもとづいた本だと思いました。
外見と、フェミニズムと、宗教と、男女間の性欲の差とか・・・
本の表紙からは想像できないくらい堅い本でした!(笑)

容姿の持つ力を認めて、それと向き合うことが大切だと思いました。
生まれ持ったものは変えられないけれど、
着こなしや髪型や清潔さなどなど、できることはたくさんあるわけで、
どうしても他人に不快な思いや誤解を与えてしまうようなもので
変えられるものは(歯並びとか、目つきの悪さだとか)
歯列矯正や美容整形やメイクでも、なんでもして!

だって~とか、でも~とか、卑屈になる暇があるなら、
鏡という現実と向き合わなければいけませんね!
(自分にぐさぐさきました・・・orz)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 乙女必読本
感想投稿日 : 2013年3月10日
読了日 : 2013年3月7日
本棚登録日 : 2013年3月7日

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