本書の中で、「エロティック・キャピタルとは、美しさ、セックスアピール、快活さ、着こなしのセンス、人を引きつける魅力、社交スキル、性的能力などが組み合わさった、外見の魅力と対人的な魅力を総合したもの」と定義づけられている。
それが、どんな人について、どれくらい優位に働いているか、どんな場で、それはなぜ、といった事柄が社会学的にきっちりと証明されています。
きちんとしたデータと考察にもとづいた本だと思いました。
外見と、フェミニズムと、宗教と、男女間の性欲の差とか・・・
本の表紙からは想像できないくらい堅い本でした!(笑)
容姿の持つ力を認めて、それと向き合うことが大切だと思いました。
生まれ持ったものは変えられないけれど、
着こなしや髪型や清潔さなどなど、できることはたくさんあるわけで、
どうしても他人に不快な思いや誤解を与えてしまうようなもので
変えられるものは(歯並びとか、目つきの悪さだとか)
歯列矯正や美容整形やメイクでも、なんでもして!
だって~とか、でも~とか、卑屈になる暇があるなら、
鏡という現実と向き合わなければいけませんね!
(自分にぐさぐさきました・・・orz)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
乙女必読本
- 感想投稿日 : 2013年3月10日
- 読了日 : 2013年3月7日
- 本棚登録日 : 2013年3月7日
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