先生、脳のなかで自然が叫んでいます! ([鳥取環境大学]の森の人間動物行動学・番外編)

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  • 築地書館 (2018年8月31日発売)
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感想 : 16

これまでの「先生シリーズ」の番外編ということで、学問的専門分野に突っ込んだ少し堅い内容だったように感じた。小林少年が野山を駆け回っていたエピソードは、現在の小林先生のあるべき姿だったのだろうか?野生動物を擬人化してみる目は自然と人の精神との繋がりとなり、即ち野生生物の生息地の保全に寄与する。脳内の生物認知専用領域には動物への愛好心理を司るプログラムが存在し、それがペットの飼育に繋がる。我々ホモ.サピエンスも野生や自然との共存、動物への愛護の精神の重要性が究極的結論と感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年2月16日
読了日 : 2022年2月16日
本棚登録日 : 2022年2月16日

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