戦時の旭川の新米教師の話。昭和25年に三国同盟、政党解体、国家総動員、配給制が始まるのに、日本国内の出来事ではないように受け止めた上、いずれ勝つでしょとの国民一般の意識。新聞や東大も国策に疑義を持つ者を排除し、決まったベクトルに進んでいく。。そんか中、キリスト教の博愛精神を持つ担任に憧れ、教師となった主人公。天皇万歳の校長、教頭の下、今後どうなるのか。当時の状況もわかるし、展開もよく、読み応えしかない。
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- 感想投稿日 : 2023年8月3日
- 読了日 : 2023年8月3日
- 本棚登録日 : 2023年8月3日
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