瑠衣たちの小学校では、4年生になると運動会で『ハッピィ・フレンズ』という
ダンスを踊ることになっている。
瑠衣はいよいよ自分たちの番が来たとワクワクしていたが、
母親や祖母にその話をすると、なぜか顔色が曇るのが気になった。
瑠衣の父親は人形作家で、独特の表情とからくりじかけの人形は、
展示会をすればすぐに完売してしまうほど人気がある。
ある日一人の女の人が瑠衣の父親のところにやって来て、女の子の写真を落としていった。
その女の子は去年亡くなったという。
母親の友だちとのつらい思い出と、瑠衣のまわりでのできごとがリンクする。
表紙がかわいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小学校;読み物
- 感想投稿日 : 2011年7月24日
- 読了日 : 2011年7月22日
- 本棚登録日 : 2011年7月22日
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