ぼくらが作った「いじめ」の映画: 「いじめ」を演じて知った本当の友情 (感動ノンフィクションシリーズ)

著者 :
  • 佼成出版社 (2007年11月1日発売)
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感想 : 5
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群馬県のある小学校の映画クラブが「いじめ」の映画を作ることになった。
いつもは仲良しの子達が、いじめる側といじめられる立場に立って演技をして行くのだが、ホントじゃないって分っていてもつらくて気分が沈みこんでゆく。
一度いじめ始めるとつい雰囲気に流されてしまう。
最後はどうなるの?「自殺?」
どうしたらいい?
迷ったクラブ員は、途中までの作品を全校に上映する。
低学年の女の子が、いじめられ役の子のそばに来て、手をぎゅっと握ってくれた。
大勢の子から、反響があった。
「ホントの友だちって・・・。」
学校中で考える機会を得た映画製作だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: いじめ
感想投稿日 : 2008年1月25日
読了日 : 2008年1月25日
本棚登録日 : 2008年1月25日

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