なぜ中学受験するのか? (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334045739

感想・レビュー・書評

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  • 古代から教育の重要性は何度も指摘されてきている。国の競争力の観点、個人の知識力や創造性の観点など様々。

    しかし、人間をかたち作るということはとても神聖なことであり、それに対して日本の現状は多くのひずみがあることがわかる。それは親と子の接し方もそう。子供のために読むつもりが、自分に跳ね返ってくる話が多く参考になった。

  • 中学受験をさせることで、高校受験をさせなくていいというメリットがあることに改めて気づいた。そして、中高一貫校の私学に積もった文化の魅力もあるなあと思った。

  • で?…ってなる内容…

  • まさに受験生を抱えています。私は失敗してます。だからリベンジに向かってマス

  • 中学受験を通して得られるものは、親子の向き合い方によって大きく異なる。葛藤や試行錯誤の末、ありのままを受け入れることに辿り着く。小さな感動と達成感の繰り返し。我が子の中学受験の時に感じた全てがこの本の中にあった。
    1週間の予定が2日で一気読み!中学受験を目指す方だけでなく、思春期の子供を抱えている大人にも是非薦めたい良書!

  • おおたさんの著書は色々参考になります

  • 中学受験の本でとても参考になると思いました。
    以下私にとって心に残った言葉。

    •どんな学校にでもいじめはある。
    でも起こっていないことに過剰に反応するのではなく、うちの子はどんな学校に行っても大丈夫だからって自信をもって送り出せるように育てるのが親の役割。

    •学校選びでは子供自身目が輝いているか、体が躍動しているか、心が安らいでいるか....。
    小さい頃からいかに自分のこどもを見る目を養ってきたかが重要。

    •「やらないよりはやったほうがいいかも」を積み重ねていったらきりがない。一方、子供の時間も体力も有限だ。負荷が多すぎて子どもが潰れてしまうよりは、多少余裕があるくらいの子どもはいきいきする。余裕がない状態にまで追い込んでいたら、やる気を出す暇もなくなる。

    •親子で未熟さをさらけ出し合い、正しさについて話し合い、新たな信頼関係を結び直すことで、それが親子双方の人生を支える。

  • とても温かみのある文章。
    タイトルのとおり、中学受験の理由を考えるべし。

  • ざっとら斜め読みのみ。余裕がある時にまた読むか?

  • 中高一貫校に通うことで得られる最大の利点は、高校受験に邪魔されず、豊かな思春期を謳歌できることである。

    中高一貫校で豊かな思春期を謳歌できる理由として、12才時点で5歳年上の先輩たちの姿を間近で見られることである。

    学校の先生が自分の視点でお話をしてくれる学校がいい。

    勉強は塾の先生が教えてくれる。親の役割は人生を教えることだ。

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著者プロフィール

おおたとしまさ:教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立後、数々の育児・教育誌のデスク・監修・企画・編集を務め、現在は教育に関する書籍執筆および新聞・雑誌・webメディアへの寄稿を行う。テレビ・ラジオなどへの出演や講演も多数。心理カウンセラーとしての活動経験、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。著書は『ルポ名門校』(ちくま新書)、『勇者たちの中学受験』(大和書房)、『不登校でも学べる』(集英社新書)など80冊以上。オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp


「2024年 『学校に染まるな!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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