進撃の巨人(34)特装版 Beginning (プレミアムKC)

著者 :
  • 講談社 (2021年6月9日発売)
4.32
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本棚登録 : 331
感想 : 17
5

自由の代償は何だろう。選ぶことは同時に選ばないことを意味する。
ここまで伏線がすごい漫画ってあるのかな。伏線についてはエグい仕込みが多いと思う。作者の頭が凄すぎて感動してしまう。終わってみれば、未来の自分が噛んでいる、タイムリープ系の物語に有りがちな伏線はあったが、そんなことはどうでも良くなる。誰がここまでの物語になると思っていただろうか。
また、登場キャラのそれぞれが持つモノの作り込みが半端じゃない。誰もが複雑な事情を抱えて生きている。それは正義であるからこそ悪だし、大人だからこそ子供だし。
最後まで結末を想像できなかった。もう感想とか言ってる場合じゃない感ある…

途中でアニメから漫画に移行したが、やっぱり原作である漫画を読まないといけないや、と反省した。

久しぶりに漫画を読んだが、すごく充実した時間だった。全体を通して凄く面白かった。こんな作品に出会えて幸せだ。

読了。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月27日
読了日 : 2021年9月27日
本棚登録日 : 2021年9月26日

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