三部作の1つ目、上巻。
派手な展開は無い中で、主に2人の視点から物事が描かれる。
上巻だけでは物語の核心は全く見えてこない。
今後の展開に期待する。
以下、ネタバレ有。(私的メモ)
経済界の大物ヴェンネルストレムの不正を記事にした、月刊誌『ミレニアム』発行責任者のミカエル。
その記事を発端に、名誉棄損で訴えられ有罪に。
40年前の事件に執着するヘンドリック・ヴァンゲル。
ハリエット・ヴァンゲルが殺された事件の真相を追い続けるが、遂に行き詰まる。
人生最後の清算の為に、ミカエルに仕事を依頼する。
その報酬はヴェンネルストレムの不正の確固たる証拠だという。
ヴァンゲル家に何があったのか。その真相をミカエルは追う。
サランデル。一度はミカエルを調査対象として動くが、依頼人であるディルク・フリーデが調査が不要になったとして打ち切った。
このディルク・フリーデはヘンドリックの弁護士である。
唯一、ミカエルとサランデルの二人と面識を持つディルク・フリーデ。
偶然にもミカエルとサランデルはヴェンネルストレムという人物をターゲットにしようとしていた。
読了。
下巻へ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年12月23日
- 読了日 : 2020年12月23日
- 本棚登録日 : 2020年10月31日
みんなの感想をみる