『詩編・ケレイドスカフ』『三日月少年漂流記』『銀色と黒蜜糖』の三編です。
朝、銅貨は水蓮に三日月少年と呼ばれる遠目に見ると普通の少年に見える自動人形が盗まれたという話を聞く。
けれど、水蓮は落ち着いた様子で、三日月少年は盗まれたのではなく、逃亡したのだと言った。
そして、二人で三日月少年を探しに行こうと言うことになり――。
銀色と黒蜜糖が登場する劇を見ていた僕。
けれどいきなり黒蜜糖が舞台を降り、僕の元へ近づいて――。
目を開けると、枕元には柘榴の実が――。
一体どこまでが夢なのか、夢とうつつの境界を彷徨う不思議な物語です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
長野まゆみ
- 感想投稿日 : 2009年1月24日
- 読了日 : 2009年1月24日
- 本棚登録日 : 2009年1月24日
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