読み終わってスッキリするものではなかったです。
犯罪者から受けた被害内容と同じことを合法的に刑罰として執行できる『復讐法』。
被害者の身内としては同じ目に合わせてやりたいという憤りを感じるのは想像できるけれど、その後は…どうなるのかなと思いました。
犯罪者と同じ人間になってしまったと後悔するのか、それとも仇をとったとスッキリするのか…。
そんなどちらかで区切れるものではない、そのあとも色々なもので苦しまなくてはならない。
今実現するとしたら、何を選ぶのか。
選んだとして、自分で納得したはずなのに周りの安全な立場にいる人たちからの攻撃もあって安心できる場所にいられない。
何の救いもない話だなと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月23日
- 読了日 : 2024年2月23日
- 本棚登録日 : 2024年2月23日
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