悪女の様なドロドロ感がなく、描き過ぎないところがよい。糸井美幸を中心に、美幸にまつわる社会(会社、政治、カルチャースクール、檀家、警察等の職場の話が含まれる)が短編小説のような構成でまとめられている。本当のところ、美幸という女性が分からなくなった。曖昧なラストシーン、人の噂が独り歩きする様を感じ少し恐ろしくなった。
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- 感想投稿日 : 2022年12月6日
- 読了日 : 2022年12月6日
- 本棚登録日 : 2022年12月6日
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