ピース又吉が好きな作家に挙げていた。
死んだ誰かの身体の一部を、という設定は割とよくあるし
持ち歩く彼の精神がこわれているのもよくある。
でも、このひとはもとからブッ壊れてるんだなと。
愛するひとをなくす→発狂
ではなく
発狂した状態で誰かを愛する→愛するひとをなくす→発狂に拍車がかかる
みたいな。
そもそもこれって愛なの?
別に相手は誰でもよかったんじゃないの?
何がいいたいかよくわからない小説だなあと思いつつ、
「世界の果て」のあとがきには
「混沌とした世界から僕を救ってくれたのが文学だったので」とあったので
たぶん作者は書くことで救われたいんだろうなあと思ったし、
又吉も読んで共感する部分があるみたいなこと書いてたし、
わたしもなんだかんだ共感しましたとも。
暗いのがすきな方向けです。
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- 感想投稿日 : 2011年1月24日
- 本棚登録日 : 2011年1月24日
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