お食事中の方、ごめんなさい
言い訳をさせてもらえば、私、寄藤文平の絵が好きなんです。
次男が大学に進学するとき、寄藤文平の『元素生活』をプレゼントしたくらい。
そして、寄生虫博士こと藤田紘一郎さんの文章が好き。
二人が合わさった時、ちょっと人前では読めない本になってしまいましたが…。あはは。
でもこの本、思った以上に真面目で、思った以上に今の私の心に刺さりました。
人間、心と体の両方が元気でなければいけません。
そのバロメーターになるのが…行間を読んでください。
”腸の状態がよい人は脳の調子もよいので、集中力もあるし、
生活も活発になります。健康な生活の鍵は腸がにぎっているのです。
とはいえ、腸だけ元気でもだめです。脳に元気がないと、
気持ちが弱って、すぐに腸も弱ってしまうからです。
腸と脳の両方がよい状態が、いちばん健康な状態です。”
脳が親分だとしたら、腸は参謀。格好いいじゃないか。
藤田先生の文からも
”僕は「清潔の行き過ぎがアレルギー病を増加させている」とかねてから主張してきた。「キレイ社会」が、アトピーやぜんそくなどのアレルギー病を増やしていることが、今や世界的に定説となってきたのだ。しかし、この「キレイ社会」は僕たちにアトピーアトピーやぜんそくなどのいやらしい病気をもたらしただけではなかったのだ。感性や情熱の衰弱など、精神的な脆弱化を導き、「超清潔症候群」や「プリック病」「自己臭症」など精神の病気をももたらしたのだ。”
精神の病気はわからないけど、確かに超清潔症だと生きにくいだろうなあと思います。
そして、日本人がお腹に寄生虫を抱えていた時、日本に花粉症はなかったらしい。(と、何かで読んだ)
”脳が心を受け持つとしたら、腸はカラダを受け持ちます”
心も体も健康に過ごさねば。
脳をはっきり、腸をすっきり。
そんな生活を目指そうと思いました。
- 感想投稿日 : 2019年4月8日
- 読了日 : 2019年4月8日
- 本棚登録日 : 2019年4月8日
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