輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ

著者 :
  • 講談社 (2016年12月7日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 26
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裸でも生きる1、2の続編であり、今回の舞台はインドネシアとスリランカ。今までバングラデシュやネパールでモノづくりに挑戦してきたが、モノづくりを通してその国の文化、歴史、経済、政治、教育等、本当にあらゆる側面のことを学ぶ事ができる改めて感じた。現地の素材と技術を使ってモノづくりをする職人は、自分の仕事に誇りを持っており、そんな職人と真剣にぶつかり合いながら最高のモノを生み出す経験は、世界中でモノづくりをする醍醐味だと思った。
また、本書は「何事もやってみないとわからない」「ゼロから1を生み出す」「途上国の可能性を証明する」といった絵里子さんの性格や理念が色濃く出ている場面が多く、山口絵里子という人間を表現した集大成であると感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月10日
読了日 : 2018年11月10日
本棚登録日 : 2018年11月10日

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