『保守主義とは何か』に続けて読了。いちおう政治学専攻だったので大学の頃から何度も学んできたことだけどそれでもこうして学び直すたびに気づきがあるのが民主主義を中心とした政治思想と実際の各国の政治体制の歴史。複雑で難しいという訳ではないけれど、色々な視点・論点があるのが民主主義。新書でそこまでページ数多くせずに、でも丁寧に歴史的経緯から紐解いて論点を浮き彫りにしつつ、そしてその過程に宇野先生の視点や想いものっている。『保守主義とは何か』『民主主義とは何か』社会や政治、私たちの暮らしについて考えたい多くの人に手にして欲しい本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
【本】社会・政治・法律
- 感想投稿日 : 2022年12月4日
- 読了日 : 2021年8月11日
- 本棚登録日 : 2021年8月11日
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