未来日記 (11) (角川コミックス・エース 129-18)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年12月25日発売)
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感想 : 30
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「ユッキー、アイツらを殺せる?」


もし裏切った場合、友達である或や日向を殺せるかと聞く由乃。

このシーンから最終巻にかけて、アニメの新OPのDead End/飛蘭を思い出しました。読み進めれば読み進むほど、あの歌詞を和訳するとちゃんと未来日記のストーリーに合ってるとわかります。

そして、8thの死を前に純粋な瞳で言ったシーンが悲しすぎました。8thは神になることを望んでなくて、子供たちを救いたくてゲームに参加してる。でも参加してる以上は殺すか殺されるかしかないっていうこのギャップが辛かったです。でも8thがあまり活躍することなく、深く描かれることなく死んでしまったのが残念。

8thに対して、ためらいなく8thにナイフを降り下ろし、そのあと平然としてる由乃が本当に狂気じみてる。

由乃の標的は今度は或に。或の雪輝への想いもまた愛ですね。首が飛んでもなお立ち続けて雪輝に重要なことを伝えたシーンが衝撃的でした。

今回はいままで由乃が隠し続けていたことが一挙に露呈する巻で、今までの伏線が解けていく巻ともいえます。

そして最後にはなんとあの人が!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2012年3月22日
読了日 : 2012年3月22日
本棚登録日 : 2012年3月22日

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