同じことを違う言い方で表現し、同じものを違う物差しで測ってみせたりする時代。どんな問題を扱っても死の目前と叫ぶ人々。視聴率が声の大きさになり、見失わせるために正しさが聞こえ、引き寄せて集団を作り、かつて殺戮を生んだ行為を繰り返している。
手柄が欲しくて問題を大きくする。共感する心は消費させるための教育になってしまい、どちらでもいいようなものにこだわりを持たされて、感情のために人は金を払い、共感、わかりやすい、満足、本当の環境など、入手困難に見せるほど高い値が付き、ブランド値が上がる。現実にどうしても必要なものから離れるほど高額化していく。自分を見失って時間が経つので、もはや異常に気付けない。自分を無駄に投げ出すようにしつけられている。
自分の人生を手に入れたくて、自分を抑え込んでいる。自分のソウルではなく成果や手柄を必要としている。自分を裏切ることばかりしている。村の空気から解放されて自由になったが耐えられずにムラのノリに戻る。
どうするのか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年2月23日
- 読了日 : 2022年2月23日
- 本棚登録日 : 2022年2月7日
みんなの感想をみる