ヘイトスピーチとネット右翼

  • オークラ出版 (2013年10月4日発売)
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感想 : 4
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また安田さんが出ている本。最近よく読むなー

戦後保守はアメリカ庇護のもと反共から出発しており、その保守を支援していたのがフジサンケイグループ。そして冷戦崩壊後反共の目標を持たない韓国が反日に変化した。しかし反共の仲間として考えていたマスコミにとって韓国・朝鮮に対するネガティブな見解はタブーとなった、という見解は新しくて興味深い。あと国籍法の改正の件も。
確かに嫌韓=悪という図式で思考を停止しているのはある。ただ古谷経衡氏のネット右翼に対する調査は疑問が残る。例えば朝日新聞の購読者の大卒率38%に対して、60%以上など。(年齢層に全入時代の若者が多いのか?)

最後の対談本編で誰がどういう主張をしていたか忘れてこんがらがってしまった。それぞれの人の経歴や立場をまとめてくれればわかりやすいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年9月26日
読了日 : 2014年9月26日
本棚登録日 : 2014年9月26日

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