徳川家康(3) 朝露の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社 (1987年11月2日発売)
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本棚登録 : 390
感想 : 31
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この巻は人の入れ替わりが激しい印象。太原雪斎が死に、竹千代の祖母も死に、一方で、後の秀吉が針売りとして登場。太原雪斎って、ゲーム『信長の野望』で、めちゃくちゃ能力が高いくらいしか知らなかったのですが、この小説では比較的詳しく書かれていて、これを読む限りではすごい人です。一方信長は、桶狭間の戦い以前の様子も丁寧に書かれていて、今川を既に警戒させている様子が、少し他の小説に比べて新鮮でした。そして、この巻のハイライトはなんと言っても最終の桶狭間で、義元が討たれる場面。戦国時代の真っ只中であることを実感させます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年2月6日
読了日 : 2022年2月6日
本棚登録日 : 2022年2月6日

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